あすなろコラム

~未来予想図~ 2021.09.01

私たちが心に思い描く予想というのは、ふたつあります。ひとつは当たって欲しい予想、もうひとつは、言うまではなく当たって欲しくない予想です。ひと昔に流行った「未来予想図」なんて曲は、愛し合うふたりにとって、まさに当たって欲しい予想ですよね。

 

では、当たって欲しくない予想とは‥。例えば私にとっては、今年のホークスは優勝できないのでは?とか、まあいろいろとありますが、皆さんにとってはいかがでしょうか。

 

未来については、以前、小欄でも触れましたが、人類の未来を予想した「The future of work」という動画は、今まで人間が担っていたルーティンワークをすべてAIロボットに委ねる世界を描いています。まさに最先端技術に明るい学者たちが描いた未来予想図です。これらは「Society5.0」と呼ばれる世界ですが、さらに先日、知人から「ムーンショット計画」なる言葉を聞き、その内容を調べると驚愕でした。

 

一部を紹介すると「2050年までに、複数の人が遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせることによって、大規模で複雑なタスクを実行するための技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する」「2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを‥」云々とあります。俄かには理解し難いですが、人の人による人のための生活をAIロボットに任せることで、未来の人類は、本当に幸せになるのでしょうか。

 

私は思います。これは当たって欲しくない未来予想図だと。なぜなら、人はあらゆる困難を自らの手で自ら汗をかいて克服することに生きる価値があると考えるからです。子育ても同じで、親子が直接肌で感じるぬくもりに意味があり、マニュアル通りにならない中で、もがき苦しみながらも我が子の成長を感じた時の喜びに冥利がある。つまり失敗した時や思い通りにならなかった時の悔しさや涙は、必ずその後の人生の糧となる。困難を克服して得られる有難さや限りあるものを慈しむ心がロボット生活に奪われるとしたら‥。人は自分には不可能はないと思い上がった時から不幸が始まるのではないでしょうか。のび太君もドラえもんに頼りっぱなしではなくしっかり自分の足で人生を歩んでほしいものです。

~すご過ぎる人たち~ 2021.07.19

コロナや水害やオリンピック是非問題など、このところ毎日が暗いニュースばかりで、気分も滅入りがちですが、唯一、とっておきの明るいニュースと言えば、海の向こうで大活躍の日本人メジャーリーガー。大谷翔平選手ですね。

 

身長194㎝、体重102㎏という恵まれた体で、160㎞を超える豪速球を投げ、190㎞に近い打球速度でホームランを叩き込むなど、とても日本人とは思えないパワーの持ち主。特に打球速度に至っては、たぶん想像するに、打った瞬間、駅のホームで目の前を通過する新幹線を見ているような迫力とスピードではないかと思います。

 

しかし、その大谷選手よりすごい強者が我々の身近に存在しているのを皆さんはお気づきでしょうか。そうです。そのお方は、子供達のヒーロー、アンパンマンです。

 

細かい話は割愛して、結論から言わせてもらえば、アンパンマンは、頭の重さだけでなんと112㎏で、大谷選手の体重より重いということが判明しています。そんな重たいモノを肩の上に載っけて空を飛んだり、バイキンマンをやっつけたりしているわけで、やっぱり彼は優しいだけでなく、本物の怪力ヒーローだったのですね。

 

そしてもうひとり、その偉大さを忘れてはならない方がいます。その名は、うら若き女性のバタコさん。ご存知の通り「アンパンマン、新しい顔よ~!」と叫び、アンパンを投げる速度は何と時速144㎞。112㎏ものアンパンを、プロ野球のピッチャーのストレートと同じスピードで投げるパワーはオリンピックに出れば金メダル間違いなし、というところでしょう。

 

因みにオリンピックの金メダルって純金ではなく、銀でつくったものに金メッキを施しているらしいですね。それは別として、オリンピック。開催するからには、後世にいい意味で語り継がれるレガシーになって欲しいものですが‥さて、どうなることやら‥。

~アイタタタっ!~ 2021.07.01

コロナにより、以前は週末に時折通っていたスポーツジムも随分ご無沙汰になってしまい、あまり動くこともなく、まるで冬眠しているかの如く過ごす時間が増えた結果、あらためて気づいたことがあります。それは・・。

 

「太った!」

 

と言うことです。洋服の衣替えを済ませ、昨年来ていた細身のポロシャツなどに袖を通して鏡を見ると、アイタタタっ!こりゃいかん・・でありまして、コロナはこんなところにも悪影響を及ぼしていると思った次第です。

 

それと同時に、もうひとつ最近困ったことと言えば、一定の姿勢でしばらくじっとしていると、それは訪れます。例えば椅子に座って本を読んでいたとします。一区切り読んだところで、おもむろに立ち上がろうとした瞬間に・・体が・・。

 

「固まってる!」

 

のです。無理に動かそうとすると思わず口に出るのが、アイタタタっ!こりゃいかん・・でありまして、もちろん年齢的なものもあるとは思いますが、まるで自分の体はセメントで出来ているのではないかと思うほどに、ベッドで寝返りを打つときもそう、ベッドから起き上がる時もそう、足を伸ばしても曲げても固まる。はたまたトイレに長時間座った時など(不躾ながら小生、トイレで本を読む習慣がありますので‥)まるで「ロダン」の「考える人」の姿勢のまま固まってしまいます。

 

いったいこんな私に誰がした。それもこれもみんなコロナのせいだと勝手に決めつけてしまいたくなる今日この頃なので、ただただ、一日も早くコロナの終息を願うばかりです。

~すこしのしあわせが いちばんしあわせ~ 2021.06.01

今からおよそ30年前の1992年。バルセロナで行われたオリンピックの水泳女子200メートル平泳ぎで、金メダルを受け取った少女は、目の周りにゴーグルの日焼け跡がくっきりと残るあどけない表情で、少し声を震わせながら、こう答えました。

 

「今まで生きた中で一番しあわせです」

 

それまで、まったく期待されていなかった無名の14歳の日本人女性が、世界が注目する大舞台で自己記録をいきなり4秒以上も縮めた五輪記録で優勝したわけですから、日本のみならず世界中に衝撃が走ったのは言うまでもありませんし、何よりいちばん驚いたのは本人だったのではないでしょうか。

 

人はそれぞれの人生の中で、思いもよらない出来事に喜んだり悲しんだりすることの連続です。しかし、本人の努力はもちろんあるにせよ、オリンピックで金メダルを取るなどの経験は誰しもができることではありません。はたまた、宝くじで1等を当てるとか、ゴルフでホールインワンするなど、あまりに嬉しすぎて思わず「♪ えらいこっちゃ えらいこっちゃ♪ ヨイヨイ ヨイヨイ」とひょっとこ踊りをしてしまうほどの喜びは、そう滅多にないでしょう。

 

であるならば、日常にありふれているような、ほんのちょっとした喜びにスポットを当ててハッピーな気分に浸ることが、しあわせの近道だと思います。昔のCMに「少し愛して、なが~く愛して」というキャッチコピーがありましたが、ほんのささやかな喜びを毎日実感する日々が送れればと思います。

 

世界中で今、しあわせを実感している人々は、きっと「すこしのしあわせが いちばんしあわせ」という思いで、人生を大いに楽しんでいることでしょう。

~ユーモアのセンス~ 2021.05.01

若葉を揺らす風がやさしく頬を撫でながら通り過ぎていきます。山々の翠も浮き上がるほどにくっきりと見えて「えっ、私、もしかしたら‥視力がよくなった?」と思うほど心地よい季節となりましたね。

 

暦は5月。いつもの博多の街なら「博多どんたく」で賑わいと活気があふれる時期ですが、昨年は中止、今年は演舞のみでパレードは中止になったようで「いったい、いつまで続くの‥?」とため息交じりにつぶやいてしまう今日この頃です。これを博多のお笑い伝統芸能「博多にわか」風に言えば「コロナ、コロナって毎日のごと言いよるばってん、いったい終息するのは、いつコロナ?(頃な?)」

 

地球上のあらゆる動物の中で、笑うことが出来るのは人間だけだと言われています。例えば、怒った犬や猫は見たことがあっても、人間以外の動物が笑った顔は見たことがありません。つまり「笑顔」というのは人間だけに与えられた特権なのです。

 

不謹慎だと思われるかもしれませんが、人が生きている中で出会う苦しみや悲しみを救ってくれるのは「笑い」だと私は信じています。実際に医療現場で日々献身的に患者と接しているドクターや看護師さん達は落ち込んだ患者さんの心に寄り添いながら一緒に落ち込むのではなく、闇を照らす光になるべく常に明るさとユーモア精神を失くさない努力をしている方も多いと聞きます。

 

昨年から続く出口が見えないコロナにより、さまざまな制約や我慢を長い間強いられている時ですが、そんな中だからこそ「笑顔」だけは忘れることなく、ご家族でたくさん笑える楽しいゴールデンウィークを過ごしていただければ、心にたまったストレスをきっと解放してくれることでしょう。

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